2019年 お米の評価・食味ランキング 特A品種まとめ

最新 都道府県別食味ランキング

お米の食味ランキング  -おいしいお米通販人気ランキング

都道府県別 特Aランキング

お米の食味ランキングは、毎年一般財団法人日本穀物検定協会により実地され、その結果が公表されています。このランキングは、新聞やニュースなどで取り上げられる事も多いので一度は、食味ランキングや「特A」という言葉を聞いた事がある人も多いのではないでしょうか。

一般的においしいと言われるお米の基準

お米おいしさの判断基準では、アミロースは数値が低いほど、炊いたごはんに粘りが出ておいしくなり、たんぱく質も、数値が低いほど軟らかく、ふっくらした炊き上がりになり高評価となります。水分は14~15%が最適とされています。

 ※出典:日経新聞

日本穀物検定協会の食味検査

食味検査では、産地、品種ごとに実際に炊飯した白飯を試食して食味官能試験を行います。それらと複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準米とし比較し、おおむね同等のお米を「A’」、良好なものを「A」、特に良好なものを「特A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」としてランク付けしています。

試験の流れは、まず食味試験の訓練を受けた同協会東京本部職員が行い、6つの項目でランク付けをします。その結果を受け、東京以外の同協会4支部(計80人)の職員が確認し、最終決定を下します。


 ※実際の検査の様子

評価項目: 外観 香り 味 粘り 硬さ 総合評価
ランク: 特A > A > A´ > B > B´

毎年11月から試験・審査が行われ翌年2月頃に結果が発表されます。今年も上記の検査を経て、平成30年度の都道府県別、品種別の食味ランキングが、以下のように発表されました。

特Aを獲得した地域と品種のリストとなります。

※データがない都道府県は対象から外されています。

特A獲得地域の傾向と新ブランド米

新潟、北海道、宮城、山形、福島など米どころとしてお馴染みの地域は、やはり食味検査の結果も優秀です。昨今では、お米の品質は東高西低などと言われますが、検査結果にも反映されているようです。

今年の食味ランキングでは過去最多の55銘柄の品種が特Aとなりました。傾向としては新品種が年々増えておりかつ、各地域の技術もあがり特Aも増加傾向にあるように思えます。

ここ数年お米業界を席巻した「ゆめぴりか」や「ななつぼし」、「ふっくりんこ」等の北海道米に続き、近年は青森米が「青天の霹靂」や「銀河のしずく」の新品種のお米で存在感を出しています。

ユニークな名前だけではなく特Aの品質を備えているのもインパクトが大きい原因でしょう。また昨年本格デビューした山形米の「雪若丸」も特Aを獲得しており今後注目を集めていくかも知れません。

     
 ※晴天の霹靂のロゴ       ※銀河のしずくロゴ     ※雪若丸のロゴ

食味の良さもさることながら、これらの新ブランド米は、積極的なテレビCMも行っており、知名度は徐々に全国区に広がってきています。


※マツコデラックスさんを起用した北海道米のCM


※女優のんさんを起用した銀河のしずくのCM


※俳優田中圭さんを起用した雪若丸のCM

冷害による不作に悩まされ続けてきた北海道や東北地方、その厳しい気候条件から、高品質のお米の生産が難しいと言われてきた日本の北端で新ブランド勃興しているのは、技術革新と地元農家の努力の結果と言えるでしょう。

今後更に東北、北海道のお米に注目が集まっていくものと予想されます。

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