【連続特A獲得】鳥取 きぬむすめの特徴と名産地・名前の由来

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きぬむすめ の特徴  -おいしいお米通販人気ランキング

きぬむすめ の産地・特徴

「きぬむすめ」は、1991年(平成4)に九州農業試験場(現九州沖縄農業研究センター)において、母「キヌヒカリ」と、父「祭り晴」を交配して誕生した品種です。

関東から四国にかけての温暖地向きに開発された早生品種で、中国地域等の7府県で奨励品種に採用され、現在の主な生産地は、島根県をメインとして大阪、和歌山、鳥取、兵庫、山口、静岡などとなっています。

きぬむすめ おすすめ 主要産地

また品種の名前の可愛さから各県でマスコットが作られ、兵庫の「きぬこちゃん」、鳥取の「きぬむすび」、島根の古代少女「きぬむすめ」などが誕生して話題を呼んでいます。

きぬむすめ キャラクター
※きぬむすめの各県のマスコット

米粒の大きさは中粒で、お米の特徴としては、とても白く艷やかな炊きあがり、粘りが強く、やや柔らかめの食感となります。コシヒカリに比較すると淡白であっさりした飽きのこない味です。

きぬむすめの成分をコシヒカリと比較すると、たんぱく質もアミロースも食味スコアもほぼコシヒカリと同等であり、コシヒカリのようにおいしいという事がよく分かります。炊飯後のデータでも、味や食感のデータがほぼ同等もしくはきぬひかりの方が上であるという結果が出ています。

まだまだコシヒカリやキヌヒカリに比べると知名度の低い「きぬむすめ」ですが、高温耐性とその食味、外観の良さで西日本を中心に作付面積を延ばしていく事が予想されます。

鳥取県産 きぬむすめ

鳥取県産「きぬむすめ」は、5段階評価の中で最高となる「特A」も取得しています。 特Aを取得したのは鳥取県産のお米としては初めての事で、中国地方全体としても平成15年に島根県産のコシヒカリが特Aを取得して以来で、実に10年ぶりのことです。また初獲得以来3年連続で特Aを獲得しています。

「きぬむすめ」の収量は、「日本晴」に劣りますが、「コシヒカリ」並の食味で外観品質に優れているという事で、県内の平坦部向けの品種として2008年に奨励品種に採用しました。

県内の主要品種である「コシヒカリ」「ひとめぼれ」の品質低下が問題となる中での、高温耐性のある「きぬむすめ」の特Aの獲得は、農業関係者を活気づけるものとなりました。


※写真:特A初受賞の際のセレモニー 画像クレジット

三朝町のきぬむすめ

島根県中部の三朝(みささ)町は、鳥取県内の「きぬむすめ」の総作付面積が足りず、食味検査において参考品種扱いだった2011年より「きぬむすめ」を出品していた、県内における「きぬむすめ」の第一の産地です。 ※当時参考品種ながらも特Aを獲得

温泉地としても有名な三朝町は、豊かな自然と、鳥取県の三大河川の一つ天神川やその支流の三徳川からの清流のもと稲作が行われています。町内の農業関係者の「きぬむすめ」のブランド化への意欲と、朝晩の寒暖の差が大きく良質な環境が、「きぬむすめ」の特A評価へと反映されていると言えます。


※三朝温泉の有形文化財の旅館「大橋」 と その前を流れる三徳川

特A獲得を機に、鳥取県では更に「きぬむすめ」の作付面積を増加させる方針ですが、三朝の「きぬむすめ」が今後の基準として大きな役割を果たしていくとされています。

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きぬむすめの特徴・食味評価
主な産地:
中国地域等
名前の由来:
キヌヒカリを継ぐ優良品種となることを願い、「キヌヒカリ」の娘という意味で命名。
家系図(系統図):

特徴:粘りが強く、やや柔らかめの食感で淡白であっさりした飽きのこない味。

2019/20年度食味ランキング最高ランク地域:
※特A > A > A´ > B > B´

兵庫(県南) 特A
鳥取 特A
岡山 特A
山口(県西) 特A

 

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