【青天の霹靂】の特徴・名前の由来 - 青森から渾身の新ブランド米

青森米 青天の霹靂の評価・特徴

青天の霹靂 の特徴  -おいしいお米通販人気ランキング

青天の霹靂 の産地・特徴

青森県産業技術センターが約10年の歳月をかけて独自に開発した新しいお米がデビューしようとしています。(※注追記: 27年秋デビューしました)

平成18年から開発を続けてきた、「ひとめぼれ」の系統である「青系187号」、これが「青天の霹靂」です。品種改良を重ね、「北陸202号(夢の舞)/青系157号」の子どもである「F1」と「青系158号」の交配から誕生しました。

青天の霹靂」は、本格的なデビューの前の平成26年産米の食味ランキングにおいて、本来ならば審査対象外ですが、参考品種として特別に食味試験が実施されました。そして青森県の稲作関係者にとって、ながらくの念願であった特Aを獲得するに至り、平成27年秋の本格デビューに向けて弾みをつけました。

平成25年から試験栽培は行われており、デビューを目指して津軽中央、津軽西北地域で栽培されていますが、その生産者は限定されており、栽培基準や生産目標が設けられています。栽培の基準を満たしたお米だけが「青天の霹靂」と名乗れるように品質管理を行っているのです。

青天の霹靂の評価・特徴
※写真:名称を発表する県知事

名前の「青天の霹靂」はと言うと、もともとは故事成語で「予想していなかった事件や出来事が突如おこる事」をさします。青く晴れ渡った空に突然の雷鳴が鳴り響く、という例えを含んだ漢詩からきている故事成語です。

新しいお米「青系187号」の名称を公募したところ、県の内外から案が集まり、最終的に青森県在住の応募者が寄せた、この名称に決定しました。 

ロゴにはすこしグリーンがかった青におおきな白い輝きを思わせる図が使われています。 

青森米 青天の霹靂のロゴ
※写真:青天の霹靂のロゴ

「青天の霹靂」の「青」は、青森県の青、「天」はその青森県に広がる広い空をイメ ージしています。「霹靂」とは稲妻の事ですので、青森県の澄んだ空に突如現れた稲妻のように鮮烈な存在になってほしい、食べた人たちを驚かせるほどのおいしいお米になってほしい、という願いが込められています。

お米の特徴としては、「ひとめぼれ」などの食味の良さを受け継ぎ、上品な甘みを持っています。粒がやや大きめで、ふっくらとツヤのある炊きあがり、適度な粘りとキレがあるバランスのいいお米です。

冷めてもおいしく、適度なかたさがあるのでお弁当やおにぎりにも向いています。どんな食材とも相性がいいので、合わせるおかずを選ばないという特長もあります。青森からも味のいいお米を作りたいという長年の努力の集大成とも言えるお米です。

青森県内でのメディアでの紹介や催し物を通じての販売促進など、県をあげての普及活動に力を入れています。本格デビューによって話題を集める注目のお米です。

※青天の霹靂のプロモーション動画

青森県産 青天の霹靂

「青天の霹靂」は、青森県内でも特に気候や土壌の条件に恵まれた地域に限定して栽培されています。白神山地や八甲田山などの山々に囲まれている青森県では、冬に多くの積雪があり、やがて雪解け水となって地下水へ、そして河川に流れ込みます。

ブナの森を水源とするミネラル豊富な雪解け水は水田にも流れ込み、良質のお米の栽培にも役立っています。


※写真:世界遺産の白神山地の青池

また土壌の質にもこだわりがあり、「日本一健康な土づくり運動」に関係者一丸となって取り組んでいます。

土壌診断を行い、堆肥による土壌の改良に取り組み、土壌の品質を向上させ、おいしいお米のとれる基礎を築いています。

青森県は、もともと寒冷な気候なので、害虫が発生しにくいとう土地の特徴があります。また「つがるロマン」や「まっしぐら」などの青森県のお米は、いもち病などの病気に強い抵抗性を持っています。害虫や病害の発生が少ないので、農薬の使用をできるだけ控えた米作りができるという点に青森県の強みもあります。


※写真:津軽平野の水田地帯

青森のお米の開発は、寒さが厳しい気候のために、長い間、味のいいお米よりも、収穫量が多く、寒さに強いお米を優先して作ってきました。

しかし、青森県からもおいしいお米を作りたいという気持ちから品種改良を重ね、この20年くらいで、大変な進歩を遂げました。

平成9年には「つがるロマン」、平成18年には「まっしぐら」と、立て続けに高品質の青森米を産み出し、そして、さらに平成27年秋からは青森県の努力を結集させた銘柄として、この「青天の霹靂」という新しいお米がデビューしました。

青森県だけではなく、日本全国に「青天の霹靂」のようなインパクトを与える事ができるのか、今後が楽しみなお米です。

青天の霹靂の特徴・食味評価
主な産地:
青森県
名前の由来:
青森県の青、「天」は広い空、そしてその空で稲妻のように鮮烈な存在になって欲しいという願いから命名。
家系図(系統図):

特徴:
粒の大きいしっかりしたお米でバランスが良く上品な甘みが残る味わい。

2019/20年度食味ランキング最高ランク地域:※特A > A > A´ > B > B´

青森県(津軽) 特A

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