「銀河のしずく」の特徴 -おいしいお米通販人気ランキング
銀河のしずくの産地・特徴
「銀河のしずく」は2016年(平成28年)秋に発売された比較的新しいお米です。岩手県では「あきたこまち」に変わるオリジナルの米の開発に取り組んできました。そして9年がかりの開発によって誕生したのが「銀河のしずく」です。
岩手県で生産される米のうち、約8割を占めるのは他県が開発した米である「ひとめぼれ」や「あきたこまち」で岩手県オリジナルの米である「いわてっこ」「どんぴしゃり」もありますが、生産量は少なめです。
また「いわてっこ」や「どんぴしゃり」も寒冷な気候への対策として耐冷性を重視して作られた米でしたが、更に食味もよく耐冷性も高いオリジナルの米を岩手県からも生産したい、という気持ちが関係者にはありました。
岩手県農業研究センターで「奥羽400号」と「北陸208号」を交配させて、「岩手107号」として「銀河のしずく」は開発されましたが、今まで積み重ねてきたオリジナルの米の開発の技術の上に成り立っています。「銀河のしずく」は「あきたこまち」より耐冷性がアップし、倒伏しにくく、いもち病に強いメリット持っている上に収穫量が約1割増しという特徴も持っています。
「銀河のしずく」の名は公募されて8,168点の応募の中から決まりました。キラキラと星が輝く銀河のイメージから米の粒のつややかさや白さを連想させ、宮沢賢治の代表的な作品である「銀河鉄道の夜」のなかにも登場する言葉であり岩手県の新しい米の名前にふさわしい名前となっています。
「銀河のしずく」は炊き上がったときのつややかさが自慢です。粘りはあっさりめで「ササニシキ」にちかい感じになっています。噛めば噛むほどに甘さが広がるという特徴があります。
岩手産銀河のしずく
2015年(平成27年)産米の食味ランキングでは、参考品種として出された「銀河のしずく」が岩手県オリジナルの米としては初めて特Aを獲得しました。「県中あきたこまち」「県南ひとめぼれ」も同時に特Aを獲得し3品種の特A獲得は岩手県の最多記録です。
岩手県ではこれまでも県南部の「ひとめぼれ」が特Aを連続して獲得していますが、県中部や県北部からも特Aをねらいたいという目標があります。県中部の「あきたこまち」に替わる品種として「銀河のしずく」は高い期待をされています。
「銀河のしずく」は試験的に岩手県内の5市町村を選び、雫石、遠野、紫波などの水田で栽培されました。岩手県中央部での生産がはじまっており今後も生産量を増やすプランになっています。
岩手県では今後は「あきたこまち」から「銀河のしずく」への転換を図るというねらいがあり、栽培研究会の発足など本格的な栽培に向けて動きが活発になっています。※写真は女優のんさんを起用したPR
岩手県の新しい米として親しみや人気獲得のためのプロモーション活動が定されていますが、米の食味ランキングでの特A獲得により「銀河のしずく」デビューに弾みがつきました。今後どこまで注目度が上がるのかに期待がかかります。
※のんさんを起用した広告
岩手
名前の由来:
銀河はキラキラと光る米粒の輝きを連想させ、しずくは特徴であるつや白さ美味しさを表現して命名。
家系図(系統図):
特徴:
さっぱりした味で粒が大きくまた粒ぞろいが良く、かろやかな食感でほのかな甘みが口に広がる。
2019/20年度食味ランキング最高ランク地域:※特A > A > A´ > B > B´
岩手県(県中) | 特A |
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