特A 栃木のお米 「なすひかり」の特徴・名産地・名前の由来の解説

 お米 なすひかり 特徴 

なすひかりの特徴  -おいしいお米通販人気ランキング

なすひかりの産地・特徴

「なすひかり」は母に「コシヒカリ」、父に「愛知87号」にもつ、栃木県オリジナルのお米です。

栃木県においては「コシヒカリ」以外では、長年「ひとめぼれ」が栽培されてきましたが、「ひとめぼれ」の需要減、過剰在庫、近年の豊作等で、価格が下がったために、県内では生産が減少していきました。

栃木 お米 なすひかり 品種別 作付面積その為「コシヒカリ」をメインにしつつも、ひとつの銘柄だけに頼った生産では、気象災害のときに対応できないという危機感があり、

栃木県の環境に適したオリジナルのお米の誕生が望まれていました。

そして、平成2年から栃木県農業試験場において、「コシヒカリ」を母、「愛知87号」を父にして交配・品種改良を重ね、平成10年に「栃木7号」という地方番号がつけられた品種が誕生しました。

平成16年には、県オリジナルの品種として「なすひかり」と名付けられ、さらに翌年には、その品質の高さから県の奨励品種として採用される事となります。

「なすひかり」は夏の暑さに強く、耐冷性もたかく、気候の変化に強いので安定した収穫が望めるという利点があり、また「ひとめぼれ」よりも育てやすく倒伏に強いという特長を持ち合わせています。県のもう一つの主力米「コシヒカリ」よりも収穫が早い早生品種なので、収穫時期を分散することもできました。 

もともと、「愛知87号」は「コシヒカリ」と「ミネアサヒ」を掛け合わせて生まれています。その「愛知87号」と「コシヒカリ」から作られた「なすひかり」は、「コシヒカリ」の特徴を4分の3受け継いでいることになります。

食味がよく、お米の粒が大きいので、しっかりとした味わいがあります。ツヤがよく甘みや香りもしっかりしています。粘りは「コシヒカリ」と同等か少し強めなので、とても食べごたえがあり満足感が得られます。

冷めても美味しいので、おにぎりやお弁当にも適しています。「コシヒカリ」に近い食味で、より安価で手に入る点も大きな魅力です。

栃木県 県北産なすひかり

平成27年産米の食味ランキングにおいて、「なすひかり」は特Aを獲得しています。
同じ県北地域で生産された「コシヒカリ」も特Aを獲得しており、栃木県のお米が初めてダブル特Aに輝く事となりました。

栃木県はかつては「下野(しもつけ)の国」と呼ばれていました。「け」とは「毛(穀物)」を意味する言葉で、昔から穀物のよく実る豊かな土地であったことが分かります。

東北地方 から連なる山岳部と関東平野が接する位置に存在し、東に八溝山地、西に足尾山地、その中央に平野が広がるという構造を持っています。

平野部は北から南へゆるやかに傾斜しており、山々に囲まれた地域なので、気候は内陸型気候に近く一日の寒暖の差が大きいという稲作にはうってつけの地形となっています。

水源の面でも日光、那須の山々から流れる鬼怒川、那珂川などに恵まれており、おいしい「なすひかり」が育つ良質な環境となっています。

海外展開

平成18年度より日本だけではなく、ブランド米「なすひかり」として、香港への直接的な海外輸出も行っており、特A獲得を機に中国、アジア圏への更なる積極展開を推進しています。

 
左写真:根沢町の輸出米の収穫式    右写真:FoodExpo2012(香港)でのPR

輸出先の香港での評判も上出来であり、コシヒカリやひとめぼれ等にはまだまだ及びませんが、海外で良く知られるお米に育っていく可能性も秘めたお米です。

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なすひかりの特徴・食味評価
主な産地:
栃木
名前の由来:
那須高原の爽やかなイメージから「なす」の2文字と「コシヒカリ」の特徴を強く受け継いでいることから命名。
家系図(系統図):

2019/20年度食味ランキング最高ランク地域:
※特A > A > A´ > B > B´

栃木 特A

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