お米の各都道府県ごとの人気作付け品種(ブランド)は?

都道府県別 品種作付ランキング

品種の都道府遠別作付面積ランキング  -おいしいお米通販人気ランキング

都道府県別 品種の作付け面積ランキング

住んでいる場所の周辺で一番作られているお米の品種は何でしょうか。地元で作られているお米を知れば、購入の参考になったり、お米をより身近なものとして感じる事ができるかもしれません。

それでは、都道府県別の作付面積の上位の品種TOP3を見てみましょう。

※平成28年度

道府県  1位銘柄  2位銘柄  3位銘柄
 北海道   ななつぼし  ゆめぴりか きらら397
 青森 まっしぐら  つがるロマン 青天の霹靂
 岩手  ひとめぼれ  あきたこまち いわてっこ
 宮城  ひとめぼれ ササニシキ まなむすめ
 秋田  あきたこまち  ひとめぼれ めんこいな
 山形 はえぬき   つや姫 ひとめぼれ
 福島 コシヒカリ   ひとめぼれ  天のつぶ
 茨城 コシヒカリ   あきたこまち ゆめひたち
  栃木 コシヒカリ   あさひの夢 なすひかり
  群馬  あさひの夢 コシヒカリ  ひとめぼれ
  埼玉 コシヒカリ  彩のかがやき キヌヒカリ
  千葉 コシヒカリ  ふさこがね ふさおとめ
  神奈川 キヌヒカリ さとじまん はるみ
  新潟 コシヒカリ  こしいぶき  ゆきん子舞
  富山 コシヒカリ  てんたかく てんこもり
  石川 コシヒカリ  ゆめみづほ 能登ひかり
  福井 コシヒカリ  ハナエチゼン あきさかり
  山梨 コシヒカリ  ヒノヒカリ あさひの夢
  長野 コシヒカリ   あきたこまち 風さやか
  岐阜 ハツシモ コシヒカリ   ひとめぼれ
  静岡 コシヒカリ  あいちのかおり きぬむすめ
  愛知 あいちのかおり コシヒカリ  ミネアサヒ
  三重 コシヒカリ  キヌヒカリ みめのゆめ
  滋賀 コシヒカリ  キヌヒカリ 日本晴
  京都 コシヒカリ  ヒノヒカリ キヌヒカリ
  大阪 ヒノヒカリ  キヌヒカリ きぬむすめ
  兵庫 コシヒカリ  キヌヒカリ ヒノヒカリ 
  奈良 ヒノヒカリ   ひとめぼれ  コシヒカリ
  和歌山 キヌヒカリ きぬむすめ  コシヒカリ 
  鳥取 コシヒカリ   ひとめぼれ きぬむすめ
  島根 コシヒカリ  きぬむすめ つや姫
  岡山 アケボノ ヒノヒカリ   あきたこまち
  広島  コシヒカリ  ヒノヒカリ  あきろまん
  山口 コシヒカリ  ヒノヒカリ ひとめぼれ
  徳島 コシヒカリ  キヌヒカリ ヒノヒカリ 
  香川 ヒノヒカリ  コシヒカリ  おいでまい
  愛媛 コシヒカリ  ヒノヒカリ  あきたこまち
  高知 コシヒカリ  ヒノヒカリ  にこまる 
  福岡 夢つくし ヒノヒカリ 元気つくし
  佐賀 夢しずく ヒノヒカリ  さがびより 
  長崎 ヒノヒカリ  にこまる  コシヒカリ 
  熊本 ヒノヒカリ  森のくまさん コシヒカリ
  大分 ヒノヒカリ   ひとめぼれ コシヒカリ
  宮崎 ヒノヒカリ  コシヒカリ  おてんとそだち
  鹿児島 ヒノヒカリ  コシヒカリ  あきほなみ
  沖縄   ひとめぼれ ちゅらひかり ミルキーサマー 

※データが少ない地域は対象から外されています。

都道府県別の上位銘柄を見ると同じ銘柄が多く出てくるのが分かります。作付け人気上位10銘柄で日本のお米の75%近くを占めています。

中でもコシヒカリはダントツで、日本のお米の品種作付け面積の3割以上を占めていて、今現在の日本のお米の代名詞と言えます。

全国で最も作付が多かった品種

1位「コシヒカリ」(占有率 35%)
2位「ひとめぼれ」(同9.2%)
3位「ヒノヒカリ」(同8.6%)
4位「あきたこまち」(同6.8%)
5位「ななつぼし」 (同3.4%)
 ※平成30年度
都道府県別 品種作付ランキング

各自治体のTOP3をみると、温暖な九州・四国では「ヒノヒカリ」が強く、それ以東がコシヒカリが強い事が見て取れます。

そしてササニシキの転換品種として作付面積を延ばしたひとめぼれは、その栽培の容易さから北は岩手、南は沖縄までランクインしており。お米の食味の良さと気候条件への適応力への評価の高さが見て取れます。

北海道「ななつぼし」青森県「まっしぐら」山形県「はえぬき」愛知県の「あいちのかおり」、佐賀県「夢しずく」など地方自治体が、独自で開発した品種がTOP1になっているところも多く、目が惹かれます。

そして、それらには比較的新しい品種が多く、お米の研究が各自治体で日々進められ、常に進歩している事を証明しています。

今はコシヒカリの天下ですが、10年前から比較すると3%程値を下げているため、コシヒカリが日本晴に取って代わったように、コシヒカリに取って代わるお米もいつか出てくるのかもしれません。